ブログ運営者のマンゴーです。
今回はFXトレードの教育機関と称する「根崎優樹のチャートマスターアカデミー」について考察してみました。
まずチャートマスターアカデミーのメルマガを見て感じたことは、まぁすごいなの一言。
素直にメルマガを読んだ方は、かなり気持ちが前のめりになっているのではないでしょうか?
ブログを書いたりしている関係上、他の方のメルマガなどを拝見することもあるのですが、恥ずかしながら完璧だなと感心する始末。
生意気に点数をつけさせてもらうなら、97点といったところでしょうかね。
残りの3点は長文すぎるところです。
読むのに若干疲れてしまいました。(^^;)
この記事の内容を見て、今後あなたが、冷静に判断するお役に立てればと思います。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーへ参加を検討中の方は、参考にされてみてください。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーとは
チャートマスターアカデミーの案件をまとめると以下のようになります。
一週間1~3回程度のトレードなのに、毎月資金は1.8倍!
一日20分のチャートチェックだけ・・・
リスクは最大でも5%までで・・・
勝率7割、リスクリワード比1:10の手法を・・・
(; ・`д・´) what?
販売業者 | 株式会社チャートマスター(会社法人等番号 0116-01-013164) |
---|---|
投資顧問業登録 | 関東財務局長(金商)第2086号 |
設立日 | 2006年4月 |
代表取締役 | 根崎 一男 |
所在地 | 〒177-0045 東京都練馬区石神井台2-4-21 |
メール | info@chartmaster.jp |
CMA-チャートマスターアカデミー (chart-ma.com)
根崎優樹のチャートマスターアカデミーの内容は以下となります。
超実践的FXアカデミー
受講期間:4ヶ月間(募集開始24時間以内申し込みで1ヶ月延長)
受講金額:先行販売価格298,000円(通常348,000円)
受講内容:基礎と手法の両方を平行して学び、実際に利益を得ながら理解を深める。
・各種カリキュラム
・毎月2回の勉強会・毎週2回のWEBセミナー
・毎日配信の相場分析レポート&動画
・毎週末配信の相場観レポート
・グループチャットなどのコミュニティ
・各種サポート
トレード手法:プライスアクションフォーメーション(ピンバー・エンゴルフィングバーという2つのパターンが軸)とフィボナッチトレードの2種類のトレード手法。
(チャートマスターアカデミー)根崎優樹という人物像
根崎優樹18歳の時に、父の影響で株式投資を始めたのがきっかけで”投資”の世界に足を踏み入れる。
最初は株式投資がきっかけだったが、様々な理由で”FX(外国為替証拠金取引)”に転身することを2005年8月・・・ギリシャのサモス島で決断。
(引用:https://skyticket.jp/guide/101362)
世界一の投資先進国であるアメリカのバージニア州にある投資教育機関「CFG(Concorde Forex Group)」に入学。
本格的にFXを学ぶ。
講師150人、生徒6,000人、講師150人全員が1億円(100万$)トレーダーという世界一のスクールで、朝から晩まで「講義と実践」を繰り返すトレード漬けの生活環境で投資を学ぶ。
「卒業試験」がトレードで「50連勝」するという難関にも関わらず、その試験を乗り越えアジアで当時唯一の卒業性。
しかも入学からわずか1年という短期間で、結果的に“世界最年少で卒業”という偉業も成し遂げる。
同会社の代表取締役は父親。祖父は東京国際大の名誉教授。
祖父の親交の深い人物に、元日銀総裁「速水優」
根崎優樹氏の「優」は速水優さんから頂いたものとのこと。
以上といったところでしょうか。
ここまでで、疑わしい経歴は見当たりませんでした。
まずチャートマスターアカデミーの根崎優樹という名前も本名と思って間違いないでしょう。
根崎優樹のチャートマスターアカデミー『脚注』
根崎優樹のチャートマスターアカデミーを運営いている『株式会社チャートマスター』は、過去にPAチャートの販売・提供・サポートや、「黒船来航FX」「FXリベンジャーズ」など、いくつものシグナル配信サービスや投資顧問業を手掛けています。
2014年6月、株式会社チャートマスター対して行政処分が下る。
「無登録業者への金融取引業登録の名義貸し行為」
「シグナル配信」などの売買サインを通知するサービスを行う行為は、財務局に登録されている投資顧問会社でないとサービスの提供はできないにもかかわらず、第三者の会社に登録会社であるチャートマスターが名義を貸して行わせていた。
(金融商品取引法第36条の3に抵触)
「無登録で店頭デリバティブ取引の媒介行為」
海外の証券会社を推奨し、取引料に応じてその証券会社から「手数料の一部」を受け取っていた。
(金融商品取引法第28条第一項に規定する第一種金融商品取引業第29条に抵触)
これにより関東財務局より、株式会社チャートマスターに対して「6カ月間の業務停止命令」合わせて「業務改善命令」が下されます。
2014年12月5日に解除。
2015年からすべてを見直し、社内体制を一新、再スタート。
同年8月1日より、株式会社チャートマスターは投資助言業務を再開。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーについて考察
チャートマスターアカデミーの学費は見合っているのか?①
根崎優樹氏のメルマガを読んで「日本の投資教育の底上げをしたい。しいては世界の貧困をなくしたい、世界を一ミリでも動かしたい」という熱い想いがひしひしと伝わってきました。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーでは、「最強のトレード集団を結成する」のが目的だそうです。
また行政処分後、根崎優樹氏にとってはセカンドステージであり、大げさではなく人生をかけて取り組んでいるとまで言っています。
かなりの覚悟を決めて臨んでいるようですね。
であるならば、受講期間4ヶ月(特典込み5ヶ月)での30万は高いのでは?
というのが、私個人の直感的な感想でしょうか。
ここまでの熱い想いと志しがあるならば、なぜこのような金額設定にしたのか?
株式会社チャートマスターは投資を専門としている企業なので、本業の方でかなりの収益があるはずです。
宣伝文句を借りるなら、「リスクを取らず堅実な運用で、毎月資金を1.5~2倍に増やす」をしているからです。株式会社チャートマスター創立以来、、、
今更チャートマスターアカデミーで収益を上げる必要はないでしょう。
しかし、まぁこれはチャートマスターアカデミーを受講する側の意見でしかありません。
世間的にみると、何かしらの「お金稼ぎに直結するスキルを学ぶ」には、妥当な価格というのが一般的な感覚なのかもしれません。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーでは、教材を渡して放置するようなものではなく、「勉強会や相場分析レポート」など受講生と顔を合わせてのサポートも実施しています。
この受講料を高いと判断するかは受講する側の意識次第と言えそうです。
チャートマスターアカデミーの学費は見合っているのか?②
次に、根崎優樹のチャートマスターアカデミーでは
「しっかり利益を得て頂くこと」
「確かな自由を掴んでもらうこと」
この2つを約束しています。
しかし一方で、
・「おんぶに抱っこの他力本願人任せ」という人はお断り!
・基礎中の基礎をチャートマスターアカデミーではやる気はない。
・やり方は教える。ちゃんと検証してからトレードをしろ。
と言っています。
要は、「自分自身で責任持ってやりなさいよ」と言っているわけです。
根崎優樹氏の言っていることは間違いではありません。
トレードは個人の裁量によるところが多いので、誰が教える側だったとしても受講生すべての責任を持つことは不可能でしょう。
ちゃんと教えられた通り実践しているのかも確認できませんしね。
ここで考えておかなければならないのは、受講する側は積極的に自身で勉強、検証をし、実戦に臨まなければならないということです。
チャートマスターアカデミーで有効なサインの見分け方、手法や相場の見方といったものは身に付くが、「真似するだけで簡単に収益を上げれるシロモノではないですよ」ということです。
特に収支の成績に大きく左右する「相場観」というものは、一朝一夕で身に付くものではありません。
ここを錯覚というか、勘違いしてしまうような宣伝文句が散見されるので、はじめは少し抵抗を感じてしまいました。
根崎優樹のチャートマスターアカデミーでは「しっかりと学び、検証すること」が前提なので、その気持ちだけは持って臨まれて下さい。
この努力量を見誤って、楽して稼げる感覚で受講すると、おそらく結果も残せず、最後は不満だけが残る結果になるかもしれません。
要は、勉強会やwebセミナー・相場観レポートなど、チャートマスターアカデミーで行っているこれらのサポートを、しっかり活用していきましょうということですね。
まとめ
『根崎優樹のチャートマスターアカデミーについて考察!学費は高い?』ということでお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
根崎優樹のチャートマスターアカデミーでは「まずは100人の1千万円トレーダーを育成する」と公言しています。
会社を創立してから15年、投資顧問業としてしっかり根を張ってやってきた会社です。
私個人の率直な意見を言いますと、株式会社チャートマスターは過去に行政処分を受けていましたね。
悪徳な業者であれば、社名を変え、代表者の名前を変えて同じような詐欺や違法行為を行うでしょう。
しかし、根崎優樹の株式会社チャートマスターはそのようなことは行いませんでした。
違法行為があったことを謝罪する文も、当時の会員には送られています。
会社の受けた行政処分という汚点を抱えて、前進しようという姿勢は相当な覚悟だと思います。
そこが今行っている事業に対して、真摯に向き合っている会社なのかなと感じている一番の理由です。
誇大広告とも呼べそうな内容も散見しますが、ちまたに出回っている投資塾のような案件よりは断然信用できる会社と判断します。
あと受講される際は、真剣に努力を惜しまず受講されることです。
その覚悟のある人であれば、根崎優樹のチャートマスターアカデミーはおすすめできると思います。
ご意見・体験談などありましたら、是非コメント欄か無料相談フォームにお寄せください。
また今後も新たな情報などあれば、記事を更新していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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