ブログ運営者のマンゴーです。
今回はFX自動売買に対する正しい心得として、「運用で失敗しない為にするべき事」をまとめてみました。
その月のトータルの結果がプラスで終われば『ALL OK』というのは、あまりのも安易的に捉えすぎだと思います。
来たるリスクを回避する上でも、成績を上げていくためにも、失敗しない為の運用を考えてみましょう。
あわせて読んでほしい記事：「FX自動売買システムの無料提供」その目的をご存知？
FX自動売買に対する正しい心得！システムの性能を客観的にみる
お使いの「FX自動売買システム」がどのくらいの損益率でトレードしているのか知る必要があります。
損益率＝利益幅÷損失幅
損益率とは、エントリー時の目安となる利益幅と損失幅の比率を表します。
FX自動売買システムを利用した場合、利益確定も損失確定も自動で行ってくれます。
まずどのテクニカル指標を判断基準にしているのかを、調査または製作者に確認してみましょう。
調査する場合、過去数回のエントリー・イグジットを色んな指標やサポートラインで確認します。
例えば、『このラインを〇pips割り込んだらイグジット』などの細かい数字まで確認するのは難しいですが、使われている指標やラインが見えてくれば、エントリー時点での目安となる利益価格と損失価格がわかるはずです。
確認できたら、上の式を使ってエントリー時点での利益幅・損失幅から損益率を計算します。
次に、FX自動売買システムを稼働した期間の勝率を出してください。
勝ちトレード回数÷総取引回数×100
ここまで終われば、下の図を見てみましょう。
（※スプレッドは考慮してません。）
中に書いてある数字は『利益率』になります。
お使いのFX自動売買システムがどのくらいの利益率でトレードしているか知ることができます。
青で塗りつぶしたところは論外。
一旦稼働を停止して、原因を探る方が賢明でしょう。
赤枠の中でトレードできているかを確認してみてください。
これは裁量（手動）トレードでも同じなので、エントリーする前に『このエントリーは理にかなっているのか』を表で確認してみてくださいね。
各トレードの利益率を確認することも必要ですが、一回一回の損益率の平均を出し、トータルの利益率を確認することも大事です。
そうすることで、お使いのFX自動売買システムが『どのくらいの利益率でトレードできているか』がより鮮明になるでしょう。
労力のかかる作業ですが、大切な資金を守るために、お使いのFX自動売買システムを客観的に見て、性能を確認しておくことをお勧めします。
FX自動売買に対する正しい心得！極力リスクを回避する
また、ＦＸ自動売買で気を付けなければならないのは、雇用統計などの指標発表時などです。
日本の指標は相場に大した影響力はありませんが、アメリカやヨーロッパの重要指標の発表時は、相場が乱れることがよくあります。
ショック相場といわれ、相場が法則とはかけ離れた異常な動きをしているときです。
トレンドも何もありません。
ＦＸ自動売買ではこのような時、シグナルが反応してしまい勝手にエントリーされてしまうことが多く、大損を抱えてしまうリスクがあります。
なのでこのような時は『何もしない』が正しい選択です。
重要な指標発表前などは、システムの稼働を一時的に止めておくことをお勧めします。
相場が落ち着いてから、トレードを再開するのが良いです。
いつ指標の発表があるのかは、各ＦＸ会社の本日のトピックや、羊飼いのFXブログなどでチェックできますので、朝のうちにチェックする習慣をつけるといいでしょう。
FX自動売買に対する正しい心得！バックテストを過信するのはキケン！
バックテストで良い結果をいくら残していても、これからの相場で同じようなパフォーマンスをしてくれるとは限りません。
その理由として、まずバックテストにおいては、本来なら発生し得るスプレッドの変動や、約定位置がずれるスリップなどは考慮されていません。
つまり求められる結果に、そもそも大きなズレが発生している可能性があります。
次に、トレンド相場に強い人が、数ヶ月レンジ相場にフィットしきれず、損切りを余儀なくされるように、FX自動売買システムにも向き不向きな局面があります。
相場の各環境にシステムは柔軟に対応していきますが、どうしても一方の局面に優れた成果を出しやすくなるため、相場が変わってしまえば、負けが続くこともしばしばあるのです。
全ての相場に対応できるEAというのは少ないということです。
その環境に合ったシステムで使い分けるのが最善ということになります。
またAIを使ったFX自動売買システムなどを散見しますが、LINE配信等で出てくるような怪しいものは使わないほうが良いかもしれません。
AIといっても、ただの機械的なロジックを使っているだけのものがほとんどです。
がっつり人口知能がトレードしてくれるようなイメージを持ってしまいがちですが、そうではないものがほとんどなので、気を付けましょう。
まとめ
今回はFX自動売買に対する正しい心得として、「運用で失敗しない為にするべきこと」をまとめてみました。
投資の世界では「8割の投資家は損をしている」と言われています。
なぜ8割の投資家は損をするのか?
FXは上がるか下がるかを予想する投資なので、スプレッドは考慮しなければ、勝率は本来5割のはずです。
考えてみれば不思議なことですよね。
実際に勝っている人が少ないのは、実はトータルで負けてしまうからです。
たとえば「9回連続して勝ってコツコツと利益をあげていたのに、次の1回のトレードで大きな損失を出して、資金の半分を失ってしまう」。
こういうパターンが一般的に多いのです。
ではなぜ、8割の投資家がそのような負けパターンを歩んでしまうのでしょうか。
それはいきなりトレードをはじめてしまう人が実に多いからです。
｢正しい知識を身につけずに勝てる投資なんてありません」
それはFX自動売買を使おうと、行きつくところは同じなのです。
自動で取引をしてくれる恩恵に甘んじるだけではなく、やはり「相場と面を合わせ必要な知識を身に付けていく」ことでしか、成功への近道はないと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ネットビジネスが初めてという方には、その良し悪しは判断し兼ねるでしょう。
私もそうでしたが、何も知らない頃はどれも本当に思えて、稼げそうに見えるんですよね。
しかしその中にあって、本当に良心的にやられている『本物』があるのも事実です。
「今、検討中の副業ビジネスが本当に大丈夫か？」などでもいいですし、何でもお気軽にお問合せ下さい。
・お使いのFX自動売買システムを客観的に評価するために、損益率と勝率から『理にかなったトレードが出来ているか？』を知る。
・リスクを回避するために、重要指標の発表時は取引を中止する。
・バックテストを過信しない。