ブログ運営者のマンゴーです。
あなたが日常商品を購入する際、どんな業者から購入するでしょうか?
電話連絡し「後でかけ直します」と言われて数日間ほったらかしにされると、その業者を信用できなくなりはしないでしょうか。
と言うよりも、その業者からは購入しないでしょう。
海外との取引も同じです。
仕入れ業者を選定する際、その業者が信頼できるかどうかをチェックしなければなりません。
商品は見つけた。仕入れる販売店も把握した。次はその販売店の信頼度チェックです。
ルーズな業者は切り捨て御免の精神で、次に解説する4つの事はチェックしましょう。
ネット輸入&販売で確認する事①販売者情報の記載
取引先候補のウェブショップに日本の「特定商取引法に基づく表示」のような内容が記載されているかを見てください。
「郵便番号、所在地住所、電話番号、FAX番号、代表者名、返品について」です。
これらをきちんと記載していなければ、ほとんどが個人店のいい加減な店だと考えていいでしょう。
もちろん個人店でも安心して取引できる業者もいますが、基本的にはきちんと記載している業者と取引を進めるようにしてください。
ネット輸入&販売で確認する事②レスポンスの早さ
問い合わせに対するレスポンスが早いか。
これはとても大事で、1週間以上も待たせる相手は避けたほうがいいでしょう。
ただし注意してほしいのは、日本人とはレスポンスに対する考え方が違うということです。
日本人はメールを受信すると、すぐに返信する民族です。
ビジネスならなおさらで、とても早く返信をしてくれます。
しかし外国相手ではそうはいきません。
お国柄にもよりますが、2、3日後は当たり前、1週間でも不思議ではないのです。
しかしビジネをするのであれば、せめて1週間以内に返事がなければ取引は見合わせたほうがいいでしょう。
取引が無事できたとしても、追加注文のときに連絡が取れず、チャンスロスの原因になりかねないからです。
もう一点、取引業者の所在国の休日と時差を考慮し、相手国が休日かどうかは調べておいたほうがいいでしょう。
例えば中国では春節(旧暦のお正月)が2月初めにあります。
日本の感覚でいると、この期間は返事が来なくて焦ってしまうこともあるのです。
ネット輸入&販売で確認する事③過去の販売状況やクレジットの有無
一般の販売店の過去の販売状況を確認するのは難しいですが、中にはお店のレビューを見られる場合もあるのでチェックできます。
例えばイーベイでの購入の場合は、Feedbackがあるので、簡単に把握可能です。
イーベイの商品ページの【See detailed feedback】からチェックできるので、それを開いて過去の取引状況を見ます。
この内容をよく確認すると、いろいろと見えてきます。
過去にコピー品だと指摘されたフィードバック (feedback)が一つでもあれば、取引は中止したほうがいいでしょう。
そして、ネガティブフィードバック(Negative feedback)の中に、納品が遅いなどの指摘がある場合も取引は見合わせたほうが無難です。
慣れるまではポジティブフィードバック (Positive Feedback)が90%以上のパワーセラー(PowerSeller)との取引が比較的安心だと思います。
ルーズな相手との取引はリスクが大きいので、他の業者を探すべきです。
「この業者しか見当たらない」と思っても、丁寧に探せば必ず他の業者も見つかるので、ルーズな業者、信頼感の乏しい業者は切り捨てる潔さが必要です。
また小口輸入の場合、基本的にはクレジット決済を利用することになるのですが、可能な限りペイパルよりもクレジットカードで直接支払いができる業者を選んでください。
と言うのも、ペイパルは簡単にアカウントが取れるので、クレジットカード会社が直接審査をしません。
クレジットカード会社が審査をしていれば、万一の場合もカード会社の保証が受けられますが、ペイパルでは詐欺まがいの業者でも、利用できてしまう欠点があります。
よってネットショップの場合もペイパル決済のみの店舗とはなるべく取引は見送ったほうが賢明でしょう。
ショップによってはクレジットカード決済が可能なのに、海外発行のクレジットカードを受け入れないショップもあります。そのときはペイパルでの決済でも問題ないでしょう。
販売業者の信用度を計るうえで、クレジットカード決済ができるかどうかはとても重要なポイントとなるので覚えておいてください。
ネット輸入&販売で確認する事④サンプル確認
前項をしっかりチェックすれば安心ではありますが、さらにリスクを減らす方向で仕入れを進めましょう。
サンプル輸入では事前に商品の品質を確認することもできるうえに、コピー品の確認もある程度可能になります。
なにより商品入荷までの時間、実際の関税率、梱包状態など、様々なことを確認できるメリットがあり、仕入れ業者の質をチェックする一番の方法となります。
信頼の置ける取引先であるか、安心して取引できるかどうかを判断してください。
参考までに、ここで大量注文時のサンプル品の取り寄せ交渉について話しておきます。
特に中国などからは、価格が安いため大量に仕入れることがあるかもしれませんが、そんなときは、最初に「無料でサンプルが欲しい」と伝えてください。
商品単価が安いものであれば、「商品は無料でいいけど、送料を支払ってほしい」と言われることが多いですが、中には商品代金、送料ともに無料のこともあります。
もし支払うことになっても、「本注文のときに差し引いてほしい」と伝えましょう。
まず断わられることはないです。
まとめ
業者の信頼度を見るために、チェックすべき4つの事を挙げてきました。
販売者情報の記載、レスポンスの早さ、過去の販売状況やクレジットの有無、そしてサンプルを取り寄せての最終確認でしたね。
相手の顔が見えない海外との取引で一番の不安は、「正しく商品を納品してくれるのか」という点です。
仕入れ業者の質をチェックし、信頼の置ける取引先であるか、安心して取引できるか、を可能な限り見極めるようにしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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